書籍「不登校そうだんしつ」出版

あべが思うこと

確認

あえて「お母さま」に向けて書きますね。


お母さま、
ちょっと確認をしてみて下さい。


お子さまのことが好きですか。

好きですよね。


では、
学校へ通っていなくても好きですか。


よく確認をしてみて下さい。


学校へ通っていない姿を見て、
イライラしたり、もどかしく思ったり、時には腹が立ったりすることがあるかもしれませんが、


それでも、
好きですよね。


学校へ通っていようがいまいが、
好きですよね。

 

イライラしても、腹が立っても、
それは単に「イライラしている」「腹が立っている」というだけのこと。

 

よくよく冷静に考えてみれば、
学校へ通っていなくても、
好きなことに変わりはないですよね。

 

学校へ通っているときは好き、
学校へ通えなくなったら嫌い、
そんなわけではありませんよね。

 

お子さまが不登校でも、
好きですよね。

 

好きだからこそ、
一生懸命になって、焦って、イライラして、腹が立ってしまうわけですよね。

 

不登校でも、好きですよね。
不登校でも、愛していますよね。

 

確認できましたか。


では、
それをお子さまへ伝えてあげて下さい。


言葉で伝えても良いですし、
言葉にするのが難しければ、そう想ってあげるだけでも良いです、気持ちは伝わります。

 

不登校でも好き、不登校でも愛している。


それをいちばん確認したいのは、お子さま本人のはずです。