書籍「不登校そうだんしつ」出版

お知らせ

'17/12/12 横浜市西区社会福祉協議会さん主催の勉強会

2017.12.12

横浜市の西区社会福祉協議会さん主催の勉強会にて、お話をさせて頂きました。

ボクの経験をふまえて、現在の子どもたちが考えていることや、それについての大人とのギャップ、また不登校生への対応などについて述べさせて頂きました。

 

なぜ今回、主催でもないのにご報告記事を書いているかというと、

こういう勉強会の存在や、またそこへ参加していた方々の活動について、

もっと発信する必要があると感じたからです。

 

今回の勉強会では、話を聞いて頂いた後にグループワークがありました。

5〜6名ずつが3グループに分かれて、いくつかのテーマで意見交換をし、それを発表しました。

 

参加されていたのは、元校長先生や民生委員、子ども食堂の運営者など、

ほとんどが「支援者」と呼ばれる地域の方々でした。

 

グループワークの意見も参考になるものが多かったですし、

なにより、それぞれの現場を見ている方々が、「子どものために」という視点で意見交換をするので、

とても活発な場だった気がします。

 

ボクの話は置いておくとして、勉強会自体は素晴らしい企画だと感じました。

そして、それぞれの支援者が行っている活動も、それぞれ価値あるものだと思いました。

 

しかし、なかなか周知されていない現状も知りました。

ボクも恥ずかしながら、知らなかった活動がありました、同じ横浜市民でありながら。

 

本当に利用して欲しい人に届いていない、という実情は何とかしたい課題ですね。

特に、学校経由で案内されるものは、学校へ通っていない子や、接点の少ないご家庭は知らないままです。

 

今回のような勉強会が開催されていること、

それぞれの支援者がそれぞれ様々に活動をしていること、

それらをもっともっと発信していかねばと思いました。

 

これは横浜エリアに限ったことではない気がします。

 

ボクは常々、

情報の大切さを口にしています。

「知っている」ということは大きな価値になり得ます。

「知らない」ことで悩みが大きくなっている方は少なくありません。

 

支援者のみなさん、

もっともっと発信をしていきましょう、色々な方法で伝えていきましょう。

 

子どもたちや保護者のみなさん、

ご自分の視野で判断せずに、行政などへ問い合わせをしてみて下さい。

 

「知っている」と「知らない」の差は大きいです。

 

ひとりぼっちのように思えても、実は同じ地域で様々な支援活動をしている方がいるかもしれません。

「知る」だけで、ひとりぼっちではなくなるかもしれません。

 

あらためて、

支援者はもっともっと発信をして頂きたいなと思います。

 

その一助になればと、こうして記事を書いた次第です。

「活動報告」というよりも、言いたいことを言っただけ、みたいになってしまいましたが。

 

※西区社会福祉協議会(横浜市 045-450-5005)