高校生の主催イベント「Who am I 」簡単ご報告
2019.08.24
本日は「expend children」さまの主催イベントでした→こちら☆
少しお話をさせていただき、
あとは参加者とともに学びや交流の時間を過ごしました。
とてもよかったです、ありがとうございました。
主催団体の代表「のり」さんとの写真、高校2年生です。
大人は少数、多くは高校生。
ただ、みなさんが不登校生や不登校経験者というわけではありませんでした。
むしろ学校へ通っている高校生が多かったかも。
それでも「不登校」をテーマにしたイベントなのです、それが良かった。
もともとボクは
「不登校」で線引きをすることが好きではありません。
不登校だから、
不登校じゃないから、
という線引きをしてしまうと、実情が見えなくなることは多いです。
機会があれば、そんな話もまたいずれさせていただきたいのですが、
イベントご報告に戻ります。
高校生を中心に、
議論をしたり発表をしたり。
「不登校」がテーマでも、
「不登校」という言葉が出ることは少なかったような気がします。
もっと大きく、
「社会」とか「教育」とか「価値観」とか、そういう議論が飛び交っていました。
「自己肯定感」なんて言葉も出ましたね、
どれも学校へ通っていようがいまいが等しく大事なこと。
「不登校生を、どうやって学校へ戻すか」なんて
全く話に出ませんでしたし、誰ひとりとして思ってもいなかったでしょう。
そういう時代になっていることを、
現役世代が確かに教えてくれました。
繰り返しですが、
不登校経験のない高校生たちでも、そのような議論をしていました。
学校へ行くとか行かないとかよりも、
もっと大切なものがある、と彼らはわかっているのだと感じました。
とても価値的な時間でした、感謝です。
ただ、多くの参加者が共通して口にしたのは
「親はわかってくれない」などの、大人に否定されている現状。
「なぜ」という問いには答えてくれず
「みんなと同じ」を求める大人、周りと比較をする大人。
そんな大人の話をするときの彼らは、
決して責めるような表情ではなく、どこか悲しげでした。
今後もイベントを継続して欲しいなと願っています。
できることは、あらゆる協力をさせていただきます。
今度は大人に参加して欲しいなと思いました。
《ご案内》
・セミナー&ランチ交流会@岡山 9/7→こちら☆