ニュースおかしいよなぁ
ニュースを紹介していて、
よくよく読むと、おかしいな、と。
おかしいけど、
あえて、そのまま記事にしています、こちらで文章を変えるわけにはいかないですし、仕方ない。
でも、やっぱり
おかしいな、と。
なにがおかしいって、
「不登校」というのものが、なんだか「わるいこと」として扱われていますよね。
例えば、読売新聞掲載の栃木県のニュース 。
「不登校なくせ」って、
なんか、すごい言い方、ボクはイヤですね。
わるいことをしているみたい。
あと、香川県のニュース 。
ちょっと新聞社に文句を言われる覚悟で書きますけど、
「不登校になったきっかけは非行や怠惰など本人にかかわる問題が5割以上で最多~」
って、
こんなイイ加減な記事、ありなんですかね。
「本人にかかわる問題」として挙げられているのが、「非行や怠惰」って、その示し方はおかしい。
非行も怠惰も、
どっちも、本人が「わるい」って意味ですよね。
それに、
「けんかなど友人関係をめぐる問題が約20%~」って
なんでわざわざ、「けんか」とか書くんですかね。
「非行」「怠惰」「けんか」で、不登校生は70%を超えているんですか?
そうですか?
ホントに?
「非行」でも「怠惰」でも「けんか」でもなく、
「なぜ学校へ行けないのか、わからないんだけど、行けない」
「どうしても人間関係が苦手なんだ」
「行きたいけれど、クラスの中には入りたくない」
などと思っている子供たちは、ごく少数派なのでしょうか、そんなことないですよね。
香川県だけ違うのかもしれないですが、
ボクの知る限り、不登校生の5割以上を「非行」「怠惰」で片づけられるような現状ではないと思います。
「教育委員会」の発表となると、
「行きたいけれど、行けない」は、おそらく「怠惰」になるのでしょうね。
やっぱり、
「不登校=わるいこと」というイメージが消えないんでしょうね。
ちょっと批判的なことを書いてしまって、すみません。
でも、
ニュースを紹介している責任上、
ニュースの文面を、そのまま鵜呑みにしなくてイイよ、と子供たちには伝えたくて。