書籍「不登校そうだんしつ」出版

お知らせ

'17/08/21 イベント「生きててくれて ありがとう」@横須賀文化会館

2017.08.21

先日(8月21日)、

神奈川県の横須賀文化会館にて開催されたイベント「生きててくれて ありがとう」にご依頼を頂き、参加してきました。

 

頂いた時間をどう使おうかという企画段階では様々なアイデアを検討しましたが、

最終的には、

学校へ通えなかった経験のある方々と一緒に登壇して、

その“声”をあらゆるみなさんへ届けようという時間にしてみました。

 

夏休みが明けて学校が始まるという「区切り」の時期にこそ、ということで開催されたイベント。

みなさんで、その主旨を胸に抱きながら、届けたい想いを語ってくれました。

 

 

イベントの最後に熱唱したシンガーソングライターの風見穏香さん(しーちゃん)も登壇。

ボクとともにファシリテーターを務めつつ、自分自身の経験や想いを言葉にしていました。

 

 

音楽の道へ進んだ土屋望さんは、素敵なピアノ演奏も披露。

 

 

しーちゃんの熱唱も載せておきますね。

 

 

学校へ通っていない場合、

「区切り」に心身のバランスを崩す子は多いです。

 

けど、

季節の変わり目に体調を崩すことが多いように、

なにかの「区切り」で調子がおかしくなるのは仕方がない面もあります。

 

だから、

ちょっと調子がわるいな、とか

モヤモヤするな、ドキドキするな、イライラするな、とか

あるいは、どうにも元気が出ないとか、誰とも話したくない、ヤル気が出ない、とか

そんなときには、

どうか落ち着いて、嵐が過ぎ去るのを待つイメージで、じっとこらえてみて下さい。

 

もしくは、

なんでも良いので誰かに話しかけてみて下さい。

なんとなく話を聞いてくれそうな人や、話しやすい人がいれば、話しかけてみて下さい。

 

誰も話を聞いてくれない、話しかける人がいない、という場合には

ボクへメッセージを送ってくれても構いません。

 

暑いとか、寒いとか、そんな他愛もない内容でも話しかけてもらっていいですよ。

 

 

なにかの「区切り」は、なにかとしんどいものです。

保護者のみなさんも、そういう時期なのだと思ってあげて下さいね。

 

このイベントで彼女達が伝えたい想いは、

「生きていて欲しい」ただそれだけだったと思います。