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不登校について

不登校とは何か?
6つの状態について

「不登校」と言っても、ひとくくりにはできません。原因も環境も本人の状態も様々ですし、適した対応もそれぞれで異なります。決してマニュアル化はできませんし、これさえやれば大丈夫といった誰にでも通用する方法などは求めないほうが良いと考えています。

それはボクらが機械でもなければ動物でもなく、人間という極めて複雑な生き物だからです。そのような人間同士、しかも昨今のストレス社会で気持ちは不安定になりがちですし、子どもたちは思春期というさらに不安定な時期を過ごしています。ひとりひとり対応が異なり、かつ対応が難しいのは、当然のことかもしれません。

その前提で、「不登校」の状態をいくらかタイプ別に分けてみました。ひとりひとり違うという前提はありつつ、お子さまの状態がどこに当てはまるかご覧になってみて、難しい対応の道しるべになればと思います。

誰とも話さない・
部屋から出ない

無理やりに部屋から出す、説得して外へ連れ出すなどの強引な対応はNGです。比較的、年令が高くなると割合が増えてくるタイプですが、本人も様々な体験を経て人間不信や厭世観を抱えていたり、あるいは無気力になっていたりします。まずはその状態から気力を取り戻させてあげる根気強いアプローチが必要です。
本人の過去や現在を認めてあげることで安全安心を与える対応を心がけて、また部屋のドア越しに定期的な声かけを行うなどの方法で少しずつ丁寧に心をほぐしてあげましょう。そのつどで目に見える効果が現れるというよりも、唐突に回復の兆しが見られることが多いので、とにかくあきらめずに対応しましょう。

他人と会えない・
外出できない

ご家族とは話せるしご家庭内では元気に見える、しかし外出はしないし他人とも会えない、というタイプです。原因が、ご家庭の外(学校など)にある場合や逆に本人やご家庭の内側にある場合とで分かれますが、いずれにしても、ご家庭が唯一の安心できる場所である可能性は高いので、まずはそこを大事に守ってあげましょう。
ご家庭の中で充電をするつもりで心身を休めつつ、できることには取り組ませてあげるバランスが大切です。外出できず、他人と会えなくても、メールやLINEでは第三者と繋がることができる子もいらっしゃいますので、あらゆる可能性は試みたいところです。

外出はできるが
学校へ行けない

ご家族としか外出ができないのか、第三者と外出できるのかといった違いはあります。また、外出自体は問題なくできるのか、それとも“外出の練習”として無理をしているのかという違いもあります。いずれにしても、焦らない・焦らせないということが重要になってくるタイプです。一見、このまま学校へ行けるのではないか、と親子ともに考えがちになりやすいため、そこで焦らずに回復へ務めることが大切です。
軽い運動、日光を浴びる、自然に触れる、など回復に効果のある行動を外出によって取り組むことができますので、あくまでも気持ちの回復のための外出と捉えて、その機会を作ってあげましょう。

学校へは行けるが
しんどい

原因にもよりますが、本来は休ませてあげたいところです。一昔前とは違って、現在は学習面や進路面また日頃の生活や国の制度としても「不登校でも大丈夫」な環境が整いつつありますので、しんどい思いをしてまで学校へ通うことは回復を遅らせてしまう可能性があります。しかし、友達と会いたい、授業を受けたいなど、本人の意思による場合は「休みなさい」とも言えず対応が非常に難しいところです。
まずは学校がしんどいと言える親子関係、あるいは、しんどい様子を見せてくれている親子関係を大切にして、丁寧な会話を心がけましょう。しんどさを言葉で“吐き出す”イメージで。また学校以外の楽しい話題や、リラックスできる時間も確保してあげて下さい。

不登校を
繰り返している

学年の区切り、進学の区切りなどで、頑張りすぎて無理をしていた可能性が高いです。学校へ戻らなければいけない、休んだ分を取り返さなければいけない、もう迷惑をかけられない、などの真面目な気持ちや責任感がプレッシャーになって、心の回復が追いつかないタイプとも言えます。
学校を休んでいても居場所がある、迷惑をかけていても居場所がある、とマイナスに見えるようなことがあっても居場所があるのだと感じてもらえるような対応が必要です。いったんしっかりと休ませてあげるとともに、ストレスを減らし、心を休ませてあげるイメージで接することが大切です。

子どものことより
私(親)がしんどい

お子さまの状況が好転しても素直に喜べない、明らかに回復をしているのに不安や心配が消えない、あるいは、そもそもご自身が家庭内で居場所がない、等々、保護者さまご自身の辛さが大きいケースは多いです。「子どもの問題だと思っていたけど、実は自分自身の問題だった」などと感じて、落ち込んでしまう方も増えています。
まずは、ひとりで抱えないことが非常に大切です。そのために信頼できる第三者へ話すこと、伝えることを頑張ってみましょう。言葉がまとまらなくても良いですし、対面ではなくネット上でも構いません。あるいは、第三者ではなく日記のような形で書いてみるのでも良いでしょう。繰り返しですが、ひとりで抱えすぎないようにして下さい。十分に頑張っているのですから、ここから先はひとりで抱える必要はありません。