キャッチボール
「会話」のことを、「言葉のキャッチボール」と言ったりします。
キャッチボールをするときには、
ちゃんと、キャッチしてから、ボールを投げて下さいね。
あたり前じゃないか、と言われそうですが、
そう、あたり前ですので、ちゃんとキャッチして下さい。
ちゃんとキャッチして、
しっかりとキャッチして、
キャッチしたかどうか確認をするくらいキャッチして、
もう一度だけ確認するくらいキャッチして、
投げるのは、それからにして下さい。
いきなりボールを打ち返したりしては、いけません。
ちゃんとキャッチして下さい。
そして、投げるときには、
相手がキャッチしやすいボールを投げて下さい。
たとえ相手が、取りづらいボールばかり投げてきても、
だからといって、やり返したりはせず、取りやすいボールを投げて下さい。
相手が、ちゃんと投げてこないからといって、
キャッチボール中に、そっぽを向いていてはいけません。
せっかく投げてくれたボールに気づかないでいると、
ボールは、そこらへんを転々とするだけで、投げた相手は残念な気持ちになります。
投げられたボールは、ちゃんとキャッチして下さい。
キャッチするのが苦手な方はいると思います。
うまく投げるのが苦手な方もいると思います。
でも、
「ちゃんとキャッチしよう」とする気持ちや、
「キャッチしやすいところへ投げよう」という気持ちは、
いずれ相手も“キャッチ”してくれるはずです。