書籍「不登校そうだんしつ」出版

あべが思うこと

わかちあう

ひとりごとです。

似たような状況の方や経験された方どうしで知り合って、
お互いのことを話したりすると、

悩みを、わかちあうことができたりして、
お互いに励みになったり、少し前向きになれたりするものです。

悩みとか、つらいこととか、
それを誰かに伝えて、わかちあうことって大切だと思います。

また、実感をされている方もいるかもしれません。

ブログを通して知り合ったり、
あるいは、インターネットの掲示板、またイベントやオフ会などで知り合って、
悩みを話して、悩みを聞いてもらって、
それを、わかちあう、そしてちょっと励みになった、
という経験をされた方もいらっしゃるでしょう。

悩みを、わかちあう、わかちあってもらう、
というのは、大事な行動です。

ところで、

わかちあうのは、悩みごとだけでしょうか。

悩んでいることだけではなく、
喜びや幸せも、もっと、わかちあえたらイイなと思っています。


不登校のことでも、そうでないことでも、
ちょっとした喜びや、ちょっとした幸せなどを、
せっかく知り合った方へは伝えてみて、わかちあってみてはいかがでしょうか。

こんなことが嬉しかった。
こんなことがあって幸せだった。

「久しぶりに家族で食事ができた」
「気づいたら息子が手伝いをしてくれていた」
「初めて親子でじっくりと話をした」

とか、

「会社で臨時ボーナスが出た」
「庭に植えていた花が咲いた」
「とてもイイ写真が撮れた」

とかでも、まぁ何でもイイと思うんです。

ちょっと、そんなことを誰かに伝えて、
わかちあってみるのもイイんじゃないかな、と。


「つらくて悩んでいる相手に、そんなことは言いづらい」

というお気持ちも出てくることでしょう。
そういった気遣いは、すごく大切だと思います。

そのあたりは、もう性格や状況の個人差ですので、何とも言えませんが、

でも、わかちあえる仲間が見つかったら、
悩みだけではなく、喜びも幸せも、わかちあえたらイイのにな、と。

自慢する、のではなく、
文字通り、喜びや幸せを「おわけします、これからも一緒に頑張りましょう」という気持ちであれば、
いくらかは通じる気がするんですよね。

ちょっと、誰かに伝えてみませんか。

そのために、喜びや幸せを、
ちょっと、見つけてみませんか。