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不登校生の親の学びの集い「おやまなび」

あべが思うこと

父親の関わりが少ないとき

いつもにも増して、
かなり私見になると思います。

別に不登校に限ったことではなく、
お子さまに対してお父さまがあまり関わっていないことで悩みが大きくなっている、
そんな、お母さまへの、おもうことです。

よく言われるのは、
「もっと親子で過ごす時間を作りましょう」ですよね、
これはボクもそう思っています。

親子の時間、家族の時間、をとにかく増やすことが、
最善の策とはよく言われますし、その通りだと思います。

お父さまが、
もうちょっと帰宅時間を早める、休日を増やす、
朝食を一緒に、お出かけも積極的に、という感じで、
とにかく、お父さまが意識して時間を作ること、これは有効でしょう。


ただ、おそらく本当に悩んでしまっている方は、
「それができれば苦労しないよ」というところなのではないでしょうか。

仕事を休みたくても休めない、残業をしないとやっていけない、
休日のつきあいは外せない、あるいは出張が多い、などなど。

そんな理由で、どうしてもお父さまが「家族の時間」を確保できないときには、
お父さまとの「関わり・接点」を色々な形で作ってあげて下さい。
具体的には、
「お母さまの代わりを本人にやってもらう」ことが可能なものを考えてみるといいでしょう。

例えば、
お父さまが仕事で帰宅が遅くなるという連絡。
普段なら、お母さまへ連絡をするところを、本人に窓口になってもらって、
連絡を本人経由にするだけで、関わりは増えたりします。
お父さまが本人へメールでもして、それを、お母さまへ伝える、それだけです。

関わりを増やす、というか、
お父さまの存在を感じさせてあげる、というイメージですね。
忙しかろうが、家にいなかろうが、
それでも自分には確かにお父さんがいるんだ、と感じさせてあげて欲しいなと。

とりあえず、
「夫婦間」でやっていることを、「親子間」にするだけでも、
それを継続することの意味は大きいと思っています。


しかし、このような関わり方についても、
「それができれば苦労しないよ」という方はいらっしゃるでしょう。

具体的には、
親子関係が良くない場合、あるいは、夫婦関係が良くない場合、などです。


先の例えでいえば、
「今日は帰宅が遅くなる」なんてメールが
大嫌いな父親からいちいち送られてきては、本人も落ち着かないでしょうし、

また、夫婦関係が良くない状態ですと、
そんな話すら、しづらかったり、アッサリと却下されたり、そしてケンカになったり。


そんなとき、お母さま方へ提案をしたいのは、
「もう、私ひとりでやる」と決めてしまっていいのではないかな、と。

「ひとり」というのは、お父さまを頼りにしないという意味での「ひとり」です。
ひとりきりで子育てをする、ひとりで悩みを解決しようとする、ということではありません。
お父さまを頼らないと決める以上、
だったら、誰に頼るか、どこにどうやって相談していくか、など考えてみればいいと思います。

誤解のないように書いておきますが、
離婚とか別居とかを勧めているわけではないですよ。

「この悩み」については、
お父さまを頼りにせず、
「もう私ひとりでやる」ということです。

「ここはもうやるからいい」みたいなイメージですかね。

お子さんの悩みについて、
情報を得たり、選択肢を考えたり、あるいは本人と話し合いをしたり、
その辺は、「もう私がやるからいい」ということで、
お父さまへ特に意見や提案や協力を求めようとしない、と割り切ってみるのはアリだと思っています。

疲れたときにグチを聞いてもらったり、
気分転換やストレス発散をさせてもらったり、
そういう面だけ、お父さまに登場して頂ければいいのではないかな、と。

この「もう私ひとりでやる」という発想は、
賛否両論がある気がします。

先に書いたように、
夫婦で協力して家族の時間を作る、などがベストではありますからね。
「もう私ひとりで」なんて言ってしまったら、
「家族の時間」をあきらめているようにもなりかねません。

でも、それでもアリだと思います。

物理的に無理なものは無理でしょうし、
夫婦関係が良くないのも、すぐには改善しないかもしれませんし、
どうしても、ベストな選択が難しい背景の方は少なくない気がしますので。

また、それをアリだと思ってしまう要因として、
ボク自身がシングルマザーに育てられたという事情はあります。

シングルマザーになりたくて結婚する方はいないですし、
望まずしてシングルになっている方もいらっしゃり、
また、シングルであることで苦労をされている方も少なくないでしょうから、
ここで、話に挙げるのは適切ではないのですが、
しかし、父親の顔も名前も知らずに育ってきたというボク自身の経験が、
どうしても発想の元にあることは否定できません。

なので、冒頭で「私見になると思う」と“言い訳”をしておきました。


まとめますね。

関わる時間を増やすこと、家族の時間を作ること。

それが無理なら、
お母さまの代わりをするなどして関わりだけでも増やし、存在を認識させてあげること。

それも難しければ、
もうお母さまひとりでその悩みは引き受けると決めてしまうこと。

という感じです。


どうして手伝ってくれないんだろう、
仕事を減らすのは無理なのだろうか、
もうちょっと関わって欲しいのに、と思えば思うほど、

余計に悩みが大きくなる気がします。

これもまた私見のような言い方になるのですが、
多くの男性は、鈍感だとボクは思っています。
特に働いている男性は、言われないとわからない、気がつかない、ということは多いです。

だからこそ、
お母さまが「どうして~」などと思っていても、
お父さまはなかなか気づかず、
そして、お母さまは悶々と悩むばかりになりかねません。


だったら、まずはどれかに決めて、取り組んでみる方がいいです。

「腹を決める」という表現がありますが、
決めてしまうと、意外と少し楽になったりするものです。


お母さまにとって厳しい言い方をすれば、
「お父さま次第」ではなく「自分次第」だと思ってみて下さい。

そして考えて、
そして、どうしていこうかと決めてみて、
お父さまへ提案をするなり、またはご自分で実行してみて欲しいなと思います。

やってみて難しかったら、変更や修正をすればいいのですから、
まずは、ちょっと方向性を考えてみましょう、
モヤモヤしたままは、つらいですよね。


繰り返しですが、
お父さまがなかなか関われない状況であれば、
「もう、私ひとりでやるわ」という発想はアリだと思っています。

そう決めて生活をしているときに、
ふと、お父さまが関わってくれたりすると、
ちょっとのことでも「助かったわ」などと感謝できたりするかもしれません。

そんなきっかけで夫婦関係が良好になっていけば、
それは本人にとってもプラスだろうなと思います。