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不登校生の親の学びの集い「おやまなび」

あべが思うこと

「完璧主義」

「ウチの子は『完璧主義』で・・・」
というご相談を受けることがあります。

 

お子さんについて、
「失敗しそうなことは、やらない」
「うまくいく確信がないと、動かない」
そんな声を聞きますし、ボクも目にします。

 

「完璧主義」という言葉が適切かどうかは置いておくとして、
「やるのであれば、ちゃんとやりたい」
「やれる確信を持ってから、やり始めたい」
という気持ちの子は確かにいます。
「遅刻するくらいなら休む」「三日坊主になりそうだから最初からやらない」
という現象もありますね。

 

保護者の立場としては、
そのような状態のお子さんに、なんと言ってあげたいですか。

 

「失敗してもいいから、やってみたら」
「うまくいくかどうかなんて誰にもわからないんだから、あまり気にしないで」
などと言ってあげたいところではないでしょうか。


で、あれば、

それらの言葉、
「失敗してもいいから、やってみたら」
「うまくいくかどうかなんて誰にもわからないんだから、あまり気にしないで」
を、

 

まずは、ご自分にかけてあげて下さい。

 

よく保護者の方から聞かれます。
「これで本当にうまくいくのでしょうか」
「あと何日くらいすれば復活するのでしょうか」
そう聞きたくなるお気持ちは十分に理解できるのですが、
「うまくいきます」「あと○日で大丈夫です」と言い切ることは難しいです。

 

あえてボクは言い切ることもあります。
しかしそれは確率が高いという推測から「励まし」を送らせて頂く場合であって、
決して「正解」だと言い切れるわけではありません。

 

そもそも「正解」など、わかりません、ボクも。

 

「これなら絶対にうまくいく」という「正解」を
あまり求めすぎないようにしましょうね。

 

なんとかしてあげたいという想いから、
正しい子育てや正しい対応をしてあげたいという「気持ち」は本当に尊いです。
ただ、実際の行動は失敗があったり、挫折があったりしながらでいいと思いますし、
そういうものです。

 

「正解」を求めすぎると、
「うまくいくという確信」がない限り自信が持てなくなります。
「99%は大丈夫」と言われても「1%は失敗するのか」と気になり、
自信を持って動けなくなります。
「100%」を求めすぎてしまうからです。

 

もしかしたら、そうした気持ちが
本人に影響しているのかもしれません。

 

本人が「やるなら100%の成功」でない限り動けないのも、
保護者の方がちょっと心のどこかで「100%の正解」を求めすぎているのかもしれません。

 

逆に、
多少の失敗は仕方がない、信じてやってみよう、やるだけやってみてダメならまた考えよう、
といったイメージになれれば
それも本人へ影響することでしょう。

 

失敗は誰でも怖いです。

誰でも正解が欲しいです。

 

けど、
子は親を見て育つのだとすれば、
「正解を求め続ける姿」よりも、
「失敗しても立ち直る姿」を見せる方が、
本人にとっては良いような気がしませんか。

 

昔、記事に書いたことがあります。
「ウチの親は完璧だから大好き」なんて言う子に会ったことはありません。
おっちょこちょいだったり、機嫌が良かったりわるかったり、
たまに言うことが矛盾していて
「あれ、私そんなこと言ったかしら、ごめんね」なんてことがああるような失敗だらけの姿でも、
「ウチの親が大好き」だったりするものです。