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不登校生の親の学びの集い「おやまなび」

あべが思うこと

表現

先日、
「ブログを書き始めてみた」という保護者の方がいらっしゃいました。

ちょっとしたきっかけで、
始めて見ようと思われたみたいです。

ブログに限らず、
「書く」というのは、いいことだと思っています。


絵を描く方もいますね、生徒でもよくいます。

やはり、
「書く」と同様、「描く」というのは、いいことだと思っています。


理屈っぽくいえば、
自分の中にあるものを、表に出す作業です。

自分の中にある、
感情や思考、また、発想とか感覚とか、あるいは生命そのものを出す作業により、
それと向き合うことができたり、見直すことができたり、

まぁ、そんな理屈は抜きにしても、
「出す」という作業は、それだけでも気持ちが和らいだりします、発散ですね。

また、表に出すということは、
それによって何かを相手に伝えたり、
あるいは、相手から評価をしてもらえたり、
そんな「つながり」を生むことにもなり、その「つながり」が大きなプラスとなったりします。


うっぷんをはき出すとか、
不満を書いておくとか、
そういうことばかり意識しなくてもいいのです。

例えば、ブログなどで
「今日はなに食べた」と書くだけでも、
もしかしたら、それを誰かが見ていたりすると感じるだけでも、
新鮮な気持ちになれたりします。

自分の表現したことを誰かが受け入れてくれたと感じることで、
今度は自分が相手を受け入れやすくなったりもします。

絵を描いて、「上手だね」と言われるだけでも、
それだけで描いた甲斐があり、「いばしょ」になったりもします。

理屈っぽく書くよりも感じて頂いた方が早い典型なのですが、
とにかく、表現するということは、いいことですし、大事なことでもあります。


実際、カウンセリングの中でも、
相談へ来た方へ絵を描かせるという手法はあります。

ボクは専門外なのでやったことはないですが、
相談者によっては、とてもいいのだろうなと思っています。

ちなみにボクの場合、
子ども達へ、絵ではなく文章を書かせることは、よくやりました。

国語の授業をするわけでも、作文の書き方を教えるわけでもなく、
意図としては、先に書いた理屈と近いものがあります。


表現をするというのは、いいことだと思います。
文章や絵だけではなく、音楽やダンスもそうでしょうね。

自分の中のものを、表に現す。

それだけで、気持ちが安定したり、
それだけで、他者とのつながりを感じられたり。

そんなことは抜きにしても、
なんとなく、それ自体が楽しかったり、リラックスできたり。


「じゃあ、絵を描いたら子どもが学校へ行くのか」とか、
そういうことではありません。

でも、
例えば、保護者の方の気持ちが安定し、それによって、本人の気持ちも安定し、
それによって、本人が学校へ戻りやすい状態が近づき、
そして、保護者や周りも積極的にフォローできる態勢になり、
そして、学校へ戻れるようになる、

というストーリーは状況によって十分にありえますので、
そうした面では、
「絵を描いたら子どもが学校へ行くのか」という問いへの答えは、「Yes」かもしれません。


自分の中のものを、表に出すこと。

機会があれば、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。