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不登校生の親の学びの集い「おやまなび」

あべが思うこと

1歩目と2歩目

「1歩目」を踏み出すと、
その勢いで、「2歩目」も「3歩目」も踏み出せそうな気がしますし、
特に大人の目線で見ると、
もう「1歩目」さえ前に出せれば
「2歩目」も「3歩目」も簡単に進められそうな気がしますが、
そこは焦らないようにしましょうね。

「1歩目」を踏み出したことで、
「2歩目」や「3歩目」がスムーズに進められるようになることは、あります。
「1歩目」で自信をつけることができて
気持ちも“足取り”も楽になったり、
また、
「慣性の法則」のようなイメージで
「1歩目」の勢いのまま、「2歩目」も出すことができたり、
そういうことはあります。

最近の身近な例では、
ランチ会などの企画がそうです。
参加してみるという「1歩目」までは
かなり色々なパワーを要するものの、
参加してみたことによって、
「2歩目」は楽な気持ちで再度の参加ができる、というケースは多いですね。

ただ、逆の例もあります。
あくまでも「2歩目」は「1歩目」と違いますので、
同じように、とか
勢いで、とか
簡単に進められると思ってしまわないようにしましょう。

しばらく学校を休んでいたが、
久しぶりに登校してみた、という「1歩目」の後で、
「ちゃんと今日は行けたんだから、もう明日も大丈夫でしょ、同じようにするだけなんだから」
などと言ってしまったり、考えてしまうことには気をつけて下さい。

まずは「1歩目」を終えた後の様子を見たり聞いたりしてあげて、
場合によっては、しっかりと「1歩目」を評価してあげて、
その上で、その次の段階で、 「2歩目」を考えるようにしてあげましょう。

「2歩目も大丈夫」と思えれば、それでヨシです。
しかし、
こちらから安心させようと思って「もう(2歩目も)大丈夫でしょ」とかける声が、
かえってプレッシャーになりすぎることは避けたいですね。

そもそも、過去にもそうしたプレッシャーによって
結果的に、なかなか「1歩目」を出すことが難しくなってしまっていることもありますので、
そこは気をつけてあげたいところです。

「1時間は登校できたんだから、もう明日は午後までいられるよね」
「保健室へは行けたんだから、あとはもうそのまま教室へ行けばいいだけ」
「運動会には参加できたんだから、授業にも出られるでしょ」
と、「2歩目」を先走っていいものかどうかは、
まず「1歩目」の後に残っている“体力”を確認してあげてからにしましょう。

繰り返しですが、
スムーズに進めることはありますし、
むしろ一気に進めてあげてもいいこともあります。

受験直前で勉強をヤル気になったとか、
人間関係の悩みが解消してクラスに戻ることができたとか、
もう一気呵成に進ませてあげていいケースはあります。

ただ、そういうときには、
こちらが様子を見てあげながら「2歩目」を慎重に考えていても、
本人が「2歩目」に対する意思表示をしてくれます。
進めるときには、自分の力で勝手に進みますから。
なので大人としては、
「2歩目」を誘導したり、ついつい促してしまったりせず、という配慮があって
ちょうどいいくらいのケースが大半です。

むしろ、
「1歩目」と「2歩目」が違うということは、
大人から教えてあげたいところです。

「1歩目」はうまくいったのに、
「2歩目」でうまくいかなかった、どうしてだろう、と落ち込むことはないのです。
それぞれ違うものなんですから。

うまくいかなかった「2歩目」を、
次の「1歩目」にして、また頑張ればいいのです。

ややこしくなってきましたので、
この辺で。