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不登校生の親の学びの集い「おやまなび」

あべが思うこと

春になると

春の時期になると
毎年、同じことを言ったり書いたりしている気がするのですが、
大切なことなので、やはり書きます。

年度の変わり目となるこの時期は、
本人の小さな変化やサインを見逃さないようにしてあげて下さいね。

卒業、入学のシーズン。
とりまく環境が大きく変わります。

また、卒業や入学に関係がなくとも、
新入生が入ってきたり、最高学年の生徒がいなくなったり、
そしてクラス替えがあったり、
やはり、環境の変化は大きいです。

環境の変化は、
心身に変化をもたらします。
それが良いこともあれば、良くないことも。
環境が変化をする時期や要因は色々ありますが、
最も大きく変化をするのは、この春という季節です。

大人でもそうですよね、
3月末から4月にかけて、あらゆる環境が変化をする方は少なくないでしょう。

具体的に、
「見慣れない風景」と「知らない人」は
自分が思う以上に、ココロやカラダへ無理が生じます。

慣れないもの、知らないもの、に対して
そこへ打ち解けようと無意識に脳が作動し、
そこに連動してココロやカラダにも緊張をもたらし、
いつも以上に、心身とも「頑張りすぎてしまう」ことがあります。

それがわるいということではありません。
ただ、
自分が思う以上に「疲れる」ことが多いのです。
「風景」「人」に大きな変化が生じると、疲れるのです。
そして、
それが顕著に現れるのは、この時期なのです。

慣れない風景にいる最中、
また、知らない人と接している最中は、
緊張、あるいは楽しさや好奇心など別の要因によって、
疲れ自体を感じづらくなります。
しかし、
その緊張などから、フッと解き放たれたときに
いつも感じている以上の疲れが、心身におよんでくるものです。

フッと解き放たれるのは、
たいてい、ご自宅あるいは自分の部屋。

つまり、
この時期、ご自宅や自分の部屋にいる本人は、
いつも以上に疲れている可能性があります。

疲れているだけならば、疲れをとってあげればいい。
しかし、
疲れがストレスに変わったり、
疲れているところへ更に疲れることが起こったりすると、
これは本人もつらいです。
思うように動けなくなったりもしかねません。

ややこしく書きましたが、
それくらい、この時期は思っている以上に疲れが生じやすいですので、
そこを念頭に置いてあげて下さい。

これを読んでいる未成年のみなさんは、
自分自身にあてはめて考えて下さいね。
慣れない環境や、知らない人、それぞれの時間を過ごすことは
「自分が思っている以上に」疲れています。
なので、
よく寝るとか、ゆっくりお風呂に入るとか、好きな音楽を聴くとか、
いつもよりもリラックスして自分を休めてあげることを意識してみましょう。

「ウチの子はずっと部屋にいるから、環境の変化も何もないわ」
と言う保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
けど、必ずしもそうではありません。

テレビやインターネットで
「今日から新学期」などという話題は嫌でも目にします。

そうした話題に対して、
気持ちは必ず揺れ動いています。
決意してみたり、落ち込んでみたり、
周りを責めたくなったり、自分を責めたくなったり、
大きく揺れる子もいます。
やはり、この時期あるいは、環境の変化によって
心身は変化するものなのです。

いつもと同じようにゲームをしている背中でも、
ココロの中やアタマの中は、グルグルと変化をし、
そして疲れたり、無理をしたり、ストレスが大きくなっていたり、ということはあるものです。
なので「ウチの子は~」と決めつけないであげて下さい。
仮にゲームしかしていなくても、
「ああ、周りはみんな今日から○年生になったんだな」などと思いながら過ごすのは
ココロが疲れるものです。
疲れすぎてしまい、そこから身を守るために「何もしない」という選択をしていることもあります。なんにも考えずに好きでジッとしているわけでもないのです。
そこは察してあげたいですね。

本人の変化やサインに気づいてあげるために、
最も必要なことは「声をかけること」です。

おだてたり、お世辞を並べる必要はありません。
思うままに、親子として声をかけてあげて下さい。
逆に、無視されようが、冷たくされようが、
やはり親子として、家族として、同じ屋根の下で過ごすものどうしとして、可能な範囲で声をかけてあげて下さい。
暑いね、寒いね、桜は見たか、そんな声かけでも十分です。

こちらからの声に対する反応で、
無理をしていないか、我慢しすぎていないか、などを察してあげられることはあります。
声をかけず、じっと様子を見ているだけだと、わかりづらいです。
できれば、意識して声をかけてあげて下さい。

ここまで書いていて、
以前この時期にブログで「春は声をかけて」というタイトルで記事を書いたことを思い出しました。

やはり、この時期、
ボクは同じようなことばかり言うのですね。 そういうことだと思って下さい。