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不登校生の親の学びの集い「おやまなび」

あべが思うこと

居場所よりも

「居場所」はあった方がいいです。

リラックスできる空間であったり、
夢中になれるような時間であったり、
心をちょっと開ける相手であったり、
いつもそうして過ごせるような「居場所」があるといいですよね。

本人が学校へ行っていないと、
なおさら「居場所」を作ってあげたい、
あるいは自宅、あるいは保護者の方ご自身がそんな居場所になれれば、と願うことでしょう。

ただ、
特に保護者の方にとって
ある意味で「居場所」になることよりも意識をして頂きたいことがあります。

それは、
「帰る場所」であって欲しいということです。

「居場所」というよりも、
「帰る場所」「いつでも帰ってこられる場所」であり続けて頂きたいな、と。

本人がどこか外へ出かけても、
自宅があれば帰ってこられますよね。

逆に、
自宅があるからこそ、出かけることができるとも言えます。

自宅がないと帰ってこられませんし、
自宅がないと本人が思ってしまえば、帰る気にもなれません。

自宅が「居場所」であることはいいことですが、
それ以上に「帰る場所」となることで、
本人は「お出かけ」もしやすくなります。

実際に外へ出るかどうかだけではなく、
ゲームばかりしている、
口もきかない、
なにを考えているかわからない、
それは本人が
ちょっと「お出かけ」というか「旅」をしているようなものだと思って下さい。

保護者の方は
ご自身が「帰る場所」「いつでも帰ってこられる場所」でありさえすればいいと思います。

「私が『居場所』に」と考えすぎてしまうと
ゲームをする姿や、そっぽを向いている態度を見るたびに
「私は『居場所』になれない」などと焦りや落ち込みを感じることが増えるでしょう。

「私は『帰る場所』『いつでも帰ってこられる場所』に」とイメージして下さい。

本人は「お出かけ」をしていても、
いつか帰ってくることができます。

帰ろうかな、帰れるかな、と思ったときに、
きちんと出迎えてあげることができます。

「お出かけ」の期間が長かったり、
どこか遠くへ行ってしまったり、
そうなると不安も大きくなるかと思います。

しかし、なんとか
「帰る場所」「いつでも帰ってこられる場所」であり続けて下さい。

帰る場所がないのは「家出」です。
帰る場所がないと思うから「お出かけ」ではなく「家出」をしてしまう。

「居場所」はあった方がいいです。
けどそれ以上に、
「帰る場所」を意識してみましょう。

「お出かけ」は心配です。
でも、帰ってくる場所が必ずあれば
安心して出かけられますし、そして、「帰る場所」に帰ってきます。

保護者の方は、
「居場所がない」「居場所を作ってあげたい」「せめて私が居場所に」と焦ってしまうとき、
「帰る場所」があればいい、という意識を持ってあげて下さい。

そして、ご自身が
「帰る場所」「いつでも帰ってこられる場所」であり続けて下さい。

本人が帰ってきたときには、
優しく、そして誰よりも温かく
「おかえり」と言ってあげたいですしね。