若い世代と考える、不登校と生き方|大学文学部「人間学」で講演
大学講演|2025年12月19日
2025年12月19日、大学文学部の講義「人間学」に外部講師として招かれ、「人間主義から考える学びと生き方」をテーマに講演しました。
約300名が履修する講義です。不登校の現状や子どもを取り巻く環境について、一方的に説明するだけでなく、学生の皆さんに問いかけながら一緒に考える時間となりました。

開催概要
不登校の現状を、学生と一緒に考える
講演では、不登校の子どもたちの現状と、子どもを取り巻く学校・家庭・地域の環境についてお話ししました。また、不登校に至る背景や要因についても取り上げました。
途中で問いかけると、学生から回答があり、挙手を求めた場面でも多くの反応がありました。ボクが話すだけではなく、学生の皆さんの考えも聴きながら進めました。
子どもの居場所と選択肢
子どもたちの居場所や選択肢も、今回取り上げた内容の一つです。学校へ行くかどうかだけでなく、子どもが過ごす場所や、その子の選択肢について考えました。
そのなかで、周囲の大人や社会には何ができるのか。不登校の子どもたちを取り巻く環境に目を向けながら、学生の皆さんと一緒に考えました。
学生から寄せられた質問
質疑応答では、不登校の現状についての質問に加えて、身近な人に重ねた質問も多くありました。
不登校を遠いところの話としてではなく、自分の身近なこととして考えている。そのことを感じるやりとりでした。
若い世代との対話から感じたこと
学生の皆さんは、不登校の子どもたちと世代的な距離が近い立場にいます。これまで保護者や地域の大人に向けてお話ししてきたとき以上に、不登校を身近なこととして捉えているように感じました。
今回の学生との対話からは、不登校への理解の土台があると感じました。「不登校でもイイじゃん」という感覚を、自然に持っているように感じられたのです。
これは、今回話をした学生の皆さんとのやりとりを通じた、ボク自身の受け止めです。世代でひとくくりにすることはできませんが、学校へ行けない子どもや、傷ついた子どもが生きやすい社会をつくるうえで、若い世代が大きな鍵になるのではないかと感じました。
大人の側も価値観を更新する
同時に、ボク自身も含めて、大人の側が価値観や考え方を更新していくことの大切さも感じました。
大人が自分たちの考え方を変えずにいれば、若い世代や子どもたちの前に壁をつくってしまうこともあるのではないか。今回の対話は、自分の側の考え方にも目を向ける機会になりました。
若い世代の考えを聴きながら、ボク自身も学んでいきたいと思います。
若い世代と一緒に、不登校や学び、生き方について考える機会をいただき、ありがとうございました。


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