父親の立場から、不登校の子どもとの関わりを考える|品川「お父さんだけのセミナー」で講演
父親向け講演|2026年7月12日
2026年7月12日、品川で開催された、お父さんの会事務局主催の「不登校 お父さんだけのセミナー」に、講師として登壇しました。不登校の子どもを持つ父親を対象に、不登校の現状や家庭でできることをお話しし、質疑応答も行いました。
熱心に話を聴き、質問する皆さんの姿から、父親の立場で子どものことを真剣に考え、何ができるかを探していることが伝わってきました。
今回は、父親だけの場でお伝えしたことと、ボク自身が感じたことを振り返ります。
開催概要
父親だけの場で、詳しくお伝えしたこと
講演では、不登校の現状や制度、不登校をめぐる数字、不登校に至る背景や要因について、いつもより細かくお伝えすることを意識しました。子どもを取り巻く学校や家庭などの環境、回復に向かうための考え方や、家庭でできる関わりについてもお話ししました。
また、子どもが回復に向かうために、周囲がどのように状態を理解し、家庭で何ができるのかについてもお話ししました。
父親だから、母親だからと決めつけない
ボクは、父親と母親を性別によって一律に分けて考えたいわけではありません。性別だけで、理解の仕方や家庭での役割を決めるものでもないと思っています。
これまでのボクの保護者向け講演では、母親の参加が中心になる場合が多くありました。今回は父親だけの場だったので、この会に合わせて、現状や背景から家庭での関わりまで丁寧に説明するよう、話の内容を組み立てました。
熱心にメモを取る姿が印象に残った
多くの方がメモを取りながら熱心に聴いていたことが印象に残っています。パソコンを使って記録する方もいて、普段の講演とは少し違った雰囲気を感じました。
質疑応答も活発で、父親の立場からの悩みや質問が寄せられました。その姿から、子どものために何ができるかを、真剣に考えているのだと感じました。
父親と母親で、情報と考えを共有すること
父親と母親がともに子どもに関わる家庭では、情報や考えを共有することが大切だとお伝えしました。
どちらか一方だけが情報を抱えたり、対応を担ったりするのではなく、子どもの状態について話し合うことが必要です。
子どもが今どのような状態にあるのか、回復に向かうために何を大切にしたいのか。考え方が違うこと自体を責め合うのではなく、話し合いながら、少しずつ共通理解をつくっていく。親の焦りや考え方の違いが、子どもへの新たな負担にならないようにしたいとお話ししました。
父親にも、父親の立場での悩みがある
父親だけの場では、家庭内での考え方の違いに悩む声もありました。父親だけの場だからこそ、普段とは異なる悩みや視点に触れることができたと感じています。
父親と母親のどちらかが正しいと決めたり、どちらかを一方的に責めたりすることでは、解決にはつながらない。今回のやりとりを通して、改めてそう感じました。
父親の立場から、子どものためにできることを考える
今回参加された父親の皆さんからは、何とか子どものためにできることをしたいという思いを強く感じました。同時に、父親にも、その立場で抱えている悩みがあることを感じた時間でした。
家庭の中で情報や考えを共有し、目の前の子どもの状態について共通理解をつくる。その大切さを、ボク自身も改めて考える機会になりました。
参加してくださった皆さん、そして、この場をつくってくださったお父さんの会事務局の皆さん、ありがとうございました。
お子さんの学習や進路について
阿部伸一が代表を務める株式会社REOでは、不登校の子どもを対象に、個別指導、家庭教師、オンライン家庭教師、進路相談を行っています。
お子さんの状態や目標に合わせて、学習と進路を一緒に考えます。


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